【コラム】募集要項更新と変更点について

こんにちは、代表講師の髙倉です。

大変遅くなりましたが、2020年度版の募集要項を更新いたしました。

募集要項の更新にあたり、いくつかの点を見直してまいりました。

もっとも大きな見直しは入学試験についてです。

当校のような技術学校おいては、机上の試験が入学者の実力を測る物差しとして十分に機能しない場合があり、入学試験に代わる制度が設けられないかということを何度も検討してまいりました。

また、入学試験が十分な役割を果たさない結果、高い授業料をお支払いいただきながら、授業を進めて初めて職業適性が十分ないと判断されることがしばしば起きため、そうした事態をできるかぎり避ける手立てがないかということを検討してまいりました。

その結果、入学前に当校および各地の提携工房(※2019年5月時点では関西に2拠点。今後増える予定です)において初歩的な実技指導を受けた方は、入学金が免除される仕組みを設けることにいたしました。

従来の入学試験も残してはおりますが、できるかぎり入学前にお近くの工房や当校工房に通っていただき、適正の有無や課題を技術責任者から指導を受けるように活用していただければと思っております。

提携をしていただく工房はいずれも信頼できる場所であり、今後少しずつでも各地で受講ができる場所を増やしていきたいと考えております。

当校は大勢を受け入れる専門学校ではありませんが、入学をされた方はぜひ弦楽器の業界に進んでいただきたいと願っております。人材不足が社会的な問題となっていますが、優秀な人材が必要なのは弦楽器業界も同じです。ぜひ皆さまの将来への一歩を、当校から進めていただければと願っております。

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