カリキュラム

【概要】

授業日数   年間200日/約1,000時間

開校曜日   月、火、水、木、金(水曜日は自律学習形式)

朝礼・清掃   午前9:00~9:30

授業時間   午前9:30~午後3:30(昼食休憩1時間含む)

Tea time           午後3:30(30分程度)

※お盆休み、正月休み、春休み、国内・海外研修などのイベントに関連する日程は完全閉校とし、教室利用はできません。

※開講曜日、授業時間、カリキュラム内容等は予告なく変更する場合があります。

【特長】

■木工・演奏経験ゼロから始められるカリキュラムを備えています。

■楽器製作はイタリアの様式に基づき、最初の1台目から個人のものとなる型枠作りから始めます。修理は合理性を重視し、各国で発達した方法を随所に採用しています。

■工房を併設した環境により、プロの製作の仕事を見ながら作業を進めていただきます。

■少人数に限定した綿密なカリキュラムと個別の課題設定により、100%の進路決定を目指します。

■13年以上にわたる指導経験から、国内の気候や現場に対応していける内容を指導します。

■流行に左右されない弦楽器製作技術・知識を、国内外の専門家とも連携しつつ授業に反映させ、一部授業は英語で行われます。

■特殊な業界の実情に合わせて、就職において「いつ、何を、どのように」進めていくか指導します。

■就職・独立はスタートラインに過ぎないため、その後のキャリア形成を軸に個別プランを立てて学びます。

■卒業・修了後も適宜必要な技術アドバイスや求人紹介が受けられます。

【カリキュラム】

学修内容の大部分は実技を通して示され、受講生は実技を通してそれを修得していきます。

工房教室では、1年生から3年生までが1つの場所で学び、上級生から下級生へはもちろんのこと、同輩同士でも互いにアイデアを出し、学び合いながら進みます。上級生になるほどキャリアを作っていく上での企画力が求められます。

自主作業も重視し、1年次より少しずつ学校の設備がなくとも作業ができるよう各自で道具、環境を整え、初年度から卒業後を見据えた実習を重ねていきます。

また、卒業後につながるビジネスプランとキャリア形成も同時に行うことを指導します。

学外の識者、保護者や地域の方を招いた発表会、展示会も実施します(感染症予防に配慮し中止することもあります)。

学外授業のほか、希望者には海外研修旅行のほか、在学中の海外提携校への短期留学等もあります。(→海外研修等については別ページを参照)

1年次

基礎となる道具の仕立て・研ぎを学び、最初の道具を作ります。その後、楽器作りに入っていきます。

・木工基礎I:刃物の仕立てと研ぎ
・木工基礎II:基本工具の使用方法とメンテナンス
・製作実習I:テンプレートと型枠と治具の製作
・製作実習II:ヴァイオリン製作

・弦楽器入門:ヴァイオリンに使用される木材とその性質
・製作知識I:ヴァイオリンの構造と各部の機能
・製作知識II:ヴァイオリンのセットアップ
・道工具知識I:手道具の種類とその用途
・道工具知識II:ボール盤とグラインダーの取扱い

・ビジネス・プランニング

2年次

1年次で製作した楽器の塗装を学ぶと同時に、弓の毛替えや頻度の多い修理の勉強もこなし、中・大型楽器のプログラムも開始します。

・塗装知識I:ニスに使われる材料とレシピ
・塗装実技I:ニスと下地の作成
・塗装実技II:楽器への下地処理と塗装
・塗装実技III:塗面の最終仕上げ
・製作実習III:内型デザインから行う楽器製作(2台目)

・セットアップI:ヴァイオリンのメンテナンス
・セットアップII:駒・魂柱・ナット・ペグ等の交換と調整
・楽器修理I~IV:基礎修理
・弓修理I:毛替え
・弓修理II:パーツの補修
・コントラバス修理I:大型楽器の取扱いと修理
・機械知識II:バンドソーとディスクサンダーの取扱い
・塗装知識II:リタッチ概論
・ポートフォリオとしてのWebサイト制作等
・地域公開展示会等のイベントプランニングおよび実施

3年次

バロック仕様の楽器製作および、比較的難度の高い修理の勉強を行います。卒業後に向けた活動も開始されます。

・製作実習IV:楽器製作(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・バロック楽器・初期バロック弓) (*2)

・塗装実技III:オイルニスによる塗装
・塗装実技IV:アンティーキング技法

・セットアップIII:セットアップ・調整(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)
・楽器修理IV:魂柱パッチ
・楽器修理V:ダブリング
・楽器修理VI:ネックグラフト
・弓修理III:毛替え・パーツの補修
・コントラバス修理II:大型楽器の取扱いと修理

・弦楽器応用I:製図による楽器の設計
・塗装知識III:オイルニスに使われる材料とレシピ

・自主プログラム:個別計画に基づく実習

・ポートフォリオとしてのWebサイト制作等

・地域公開展示会等のイベントプランニングおよび実施

※3年次の製作実習IVは進捗の状況と受講生の希望により選択されます。

【進級について】

進級には、学年ごとの授業日数の8割に出席し、課題を提出し、実技試験を通過することが求められます。また、掃除などを初め、学校生活全般への関わり方も、判断基準となります。

学費を1年ごとに全納いただくため、前期(4月~9月)で進級の可否を通達することはありませんが、通年の成績を見て進級や継続にふさわしくないと判断した場合は、翌年度の学費納入前にお伝えいたします。

また何らかの事情で弦楽器技術者の職を目指すことが難しいと判断された場合も、受講生ご本人および保護者様に進級前に連絡いたします。

【個別ミーティング】

当校では約3か月に1度の個別面談を継続的に行っていきます。

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