入門者のための道具紹介〜自作筆

今日は自作筆の紹介です。

楽器製作では余り物の材料がたくさん出てきます。

そのような材料も大事に取っておき、修理などに使っていきますが、今回は弓の毛替えから出た馬毛の余りを使った膠(ニカワ)筆の紹介です。

写真のようなシンプルなもので、今回紹介するものは木の丸棒に銅の筒を使って止めてありますが、金属のパーツがない場合は単純に紐で絞れば十分です。

これは一例に過ぎませんが、弦楽器製作・修理では沢山の道具を自分で作っていきます。

当校ではもちろんこうした道具作りも、楽器製作と並行して学んでいきます。

この他にも、レザークラフト(革細工)や、カリグラフィー(西欧のペン書道)、彫金などの要素も入ってきますので、ぜひそうした脇道も楽しみながら、表現の幅を広げてみてください!

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