推薦の言葉

CC867BA2-025C-48F9-8DA4-48387EA4B3C9

弦楽器製作家   菊田浩

Hiroshi Kikuta

2006年ヴィエニャフスキー弦楽器製作コンクール(ポーランド)、2007年チャイコフスキーコンクール(ロシア)弦楽器製作部門ゴールドメダリスト

私と髙出会いは2001クレモナでの修業時代まで遡ります。

それ以来、彼の楽器製作からは哲学的とも言える強い思想を感じていますが、それは確かな技術力と経験に裏打ちされたものです。

日本の製作学校で主任講師として勤務した13年間で数多くの優秀な卒業生を送り出し、指導者としての才能も発揮した髙倉氏ですが、自らの思想を高い次元で実現した本は、単なる製作学校に留まらず、弦楽器技術者に必要な能力を総合的に身に付けることができる場になることでしょう

本校で学ばれた皆様が、近い将来私のライバルとなって活躍されることを、製作者として楽しみにしております。

菊田ヴァイオリン工房ブログ

https://violino45.exblog.jp/

 


 

Daniela Gaidano

(ダニエラ・ガイダーノ)

ガット弦エキスパート・研究家・ヴァイオリニスト・ヴィオリスト

I met Takumi in an online mastermind group about bowed instrument making. I soon discovered his profound knowledge of this topic and his passion for research. He lived many years in Italy studying with the best teachers, and he also has good contacts and experiences abroad, which gives him a wide view on historical instruments. I noticed he is also very curious and he does not decline when he has the possibility of try and learn from new experiences. Finally, I had many proves of his generosity, he was very helpful providing informations often rare and always valuable. It is clear that he loves teaching! If this is not enough, he is also great in organizing things, so I am sure learning in his school will be effective.


弦楽器製作家   高橋明

Akira Takahashi

2005年 ルビー国際ヴァイオリン製作コンクール(チェコ)ゴールドメダリスト&最優秀技術特別賞、2007年チャイコフスキーコンクール(ロシア)シルバーメダリスト、2009年・2010年 ピゾーニェ弦楽器製作コンクール(イタリア)プロ部門ゴールドメダリスト

代表講師の髙倉匠さんは、イタリア留学をされていたころからのおつきあいです。彼の真面目で真摯な人柄と、多くの人からいろんなことを学び取る柔軟な姿勢には常々感心しておりました。
また、学び取ったことをご消化してまとめあげ体系づける能力には素晴らしいものがあります。
日本帰国後、私立専門学校にて13年に渡る講師活動で、多くの優秀な生徒たちを世に送り出されたことでもそれは証明されています。
その髙倉さんが、今回新たに製作学校を開校されると聞き、大変うれしく思っております。
彼の人柄と製作技術、そして13年にわたる教鞭経験からのノウハウをもってすれば、どこの学校にも劣らない授業がおこなわれると信じております。
飯能という自然豊かな土地で、優秀な教師に導かれて学生生活をおくれる皆様を、うらやましく思います。


 

弦楽器製作家   天野年員

Toshikazu Amano

2007年VIOLINO ARVENZIS 国際弦楽器コンクール(スロバキア)ゴールドメダリスト&最優秀技術賞、2007年チャイコフスキーコンクール(ロシア)第4位入賞

髙倉さんとは2001年にクレモナでお会いしたのが最初で、今も仲良くしていただいています。

イタリア留学では私より約一年先輩なので、私が髙倉さんについて述べるのも失礼な話なのですが、強い研究意欲とニュートラルな思考は、当時バイオリン職人を目指すたくさんの知人の中でも際立っていました。

帰国後は製作学校の講師として多くの職人を世に送り出してこられました。

私が卒業生の方と接した際に感じるのは、偏りのない価値観や謙虚な姿勢をしっかりと引き継がれていることです。これらは決まった進路がなく、自ら道を切り開いていかなくてはならないバイオリン職人の世界において技術や知識と同じくらいか、ひょっとしたらそれら以上に大切なことだと思います。

実績のある髙倉さんの下で3年間、じっくりと取り組んでみてはいかがでしょう。

卒業時には次のステップに自信を持って進むことが出来るはずです。

 

先輩の声へ

Print Friendly, PDF & Email