2019年・開校に寄せて

開校に寄せて

ヴァイオリン製作学校開設おめでとうございます。

弟子一人育てるだけでも大変ですのに、製作学校を開設されるのにはひとかたならない情熱がないととても出来る事ではありません。

専門学校というと2年間のカリキュラムが普通ですが、私は常々2年間では短すぎる、たいして技術を身につけられない内に卒業し、実践の場に出て行かなければならないと思っておりましたので、一年でも長く基礎を学ぶ時間を持たれる事は大変良い事です。

どんな職業でも同じでしょうが、ヴァイオリン製作者、修理技術者を目指される方にとって技術を磨く修行は一生続きます。学校に入れば将来が補償される訳ではありません。不断の努力をもってこの仕事と向かい合って励んで下さい。

2018年4月

日本弦楽器製作者協会 会長 園田信博

 

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親愛なる髙倉君へ

昨日君からの手紙を受け取り、小さな弦楽器製作の学校を開かれたことを知り、ことさらうれしく思いました。

心からお祝いと、君の仕事が成功に導かれるよう祝福を送りつつ、君の実力によって実際にそう成るであろうことを確信しています。

新しい年の中で、幸せと進展の多い君からの知らせを受け取ることを楽しみにしています。

心から

Renato Scrollavezza

レナート・スクローラヴェッツァ

 

 

Caro Takumi,

ieri ho recevuto la tua lettera, e mi ha fatto molto piacere, in modo particolare la notozia che hai aperto una piccola scuola di liuteria.

Ti faccio tanti complimenti e ti auguro di fare un buon lavoro, e sarà cosi perchè sei molto bravo.

Quindi spero di ricevere tue notizie dentro l’anno nuovo, che ti auguro felice e prosperoso.

Ti saluto molto caramente

Renato Scrollavezza

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